キャンプ

キャンプ燃料の種類のメリット・デメリットと統一すべき理由

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まあです。

楽しくキャンプライフをおくれてますか?
2020年は、キャンプに行けないので、道具ことくらいしかネタがないです。
今回は、キャンプのときに使用する燃料に関してネタとなります。

キャンプで使う燃料には大きく分けて灯油、ホワイトガソリン、OD缶、CB缶の4種類あります。
燃料ごとの特徴を理解されてますか?

要点まとめ
  • キャンプで使われる燃料の種類とメリットデメリットが知れる
  • 燃料は種類を多く持たず、統一されてるほうが良い

最初に道具を買い揃えようとしたときに、機能性と価格で購入を決めてた時代があったので、買い揃える前に理解しておく必要があります。
失敗例と燃料の特徴からおすすめパターンを紹介します。




我が家の失敗例をご覧ください。

キャンプを始めたての頃、キャンプギアの本、インターネットを読み漁り、機能やデザインで燃料の形態など気にもせずに、買い求めた結果がこちらです。

キャンプギア使用する燃料
ガソリンランタン(コールマン)ホワイトガソリン
ガスランタン(Snowpeak)OD缶、CB缶
リトルランプ(Snowpeak)OD缶
ツーバーナー(コールマン)OD缶
シングルバーナー(Snowpeak)OD缶
トーチ(SOTO)CB缶
ストーブ(Snowpeak)灯油

ツーバーナーは料理のメインであり、メインのランタンはホワイトガソリンと切り離せない状態であり、
OD缶:2メーカー、CB缶:2メーカー、ホワイトガソリン、灯油、電池3種類と使う燃料とバックアップだけで、荷物がいっぱいになります。
目的に合わせて、使うものを厳選して、持っていく燃料をきめています。

おまけで電池類

LEDランタン(コールマン:2マルチパネルランタン):単1電池
LEDランタン(Snowpeak:ほうずき):単3電池、充電式
LEDランタンミニ(Snowpeak:たねほうずき):単4電池
LEDランタン(ベアボーンズ:ビーコンライトLED):充電式

充電式のLEDランタン、【おすすめLEDランタン】barebones(ベアボーンズ)のおしゃれランタン4つもあります。

まずはそれぞれの燃料の特徴を見ていきます。

キャンプで使うキャンプ燃料の特徴

CB缶(Cassette Gas Bombe)

一番手軽で、100円均一でも売られているカセットボンベです。家庭内の卓上ボンベでも使われているので、馴染みは深いのではないでしょうか。
メリットは、単価が100円からと安いことです。
デメリットは、屋内での使用が前提とされていることがほとんどなので、低温に弱いです。
気温が下がってくると、出力が落ちてきます。ランタンだと暗くなりますし、バーナーだと火力が弱まります。
低温対応用のも売られていますが、価格が3倍〜4倍になるのでメリットが少しなくなります。

OD缶(OutDoor)

アウトドア用のガスに特化したガス缶です。CB缶の弱いところデメリットの補強されているところです。
外での使用を考慮されて作られているので、缶自体の厚みもあり丈夫にできています。
低温にも強い成分なので、CB缶に比べると気温が低くても安定的な火力を出すことができます。
メリットは、対応している道具が多く、液体燃料と比較すると扱いが楽なところです。
デメリットは、CB缶と比べると単価が高いところです。以前は入手するのにアウトドアショップやホームセンターに行く必要がありましたが、最近は、スーパーやキャンプ場近くのコンビニでも置いているので、困ることはないでしょう。

OD缶はメーカーによって構成が異なります

コールマン

レギュラー:液化プロパン、液化ブタン
スーパー:液化プロパン、液化イソブタン

Snowpeak

銀缶:液化イソブタン、液化ブタン
金缶:液化プロパン、液化イソブタン

プリムス

ノーマル:液化ブタン
ハイパワー:液化ブタン、液化プロパン

それぞれのガスには沸点が異なるため、使用できる気温で火力がことなります。

燃料沸点
液化ブタン−0.5℃
液化イソブタン−11.7℃
液化プロパン−42.09℃

液化プロパンがすごく沸点が低いので、低温で気化するので、寒いところでの使用ができる特徴があります。

ホワイトガソリン


ガソリンランタンといえばコールマンが有名ですが、ほとんどガソリンランタンの燃料はホワイトガソリンが使われています。
バーナーにしろ、ランタンにしろ火力が強いのはホワイトガソリンが一番です。
使用するときは、燃料タンクに注いだあとに気化させるために、空気を圧縮を行うポンピングが必要です。
点火前に50回、点火後にさらに20回。使用中に追加でポンピングしてあげる手間が必要です。
メリットは、寒さに負けない火力の強さにあります。灯油と比較すると匂いが残りにくいと感じ、扱いさほど困らないと思います。
デメリットは、価格と入手性の悪さにあります。1リットル1,000円くらいのイメージで灯油の10倍の価格です。
業務用を入手すれば、もっと安く手には入ります。
ランタンで使用すると、ガスランランでOD缶を一晩で使い切るのであれば、ホワイトガソリンの場合は0.5リットルも使わないので、コストパフォーマンスはOD缶より良いのではないかと思います。

灯油

家庭の石油ストーブでも使用される灯油です。灯油が使える道具の種類はそれほど多くないです。
ランタン、ストーブなど暖房として用いられるギアがメインですね。

メリットは、圧倒的なコストパフォーマンスの良さです。CB缶にも負けない安く手に入ります。
ガソリンスタンドで購入できるので、入手に困ることもないでしょう。
点火の儀式には、ホワイトガソリンよりも更にひと手間、予熱が必要です。灯油を使用する醍醐味です。
デメリットは、匂いじゃないでしょうか。ガソリンの匂いは好きですが、灯油の匂いは好きになれません。(個人的見解)
給油するときにこぼしてしまうと、アルコール入ウエットティッシュなど拭いても、中々取れません。
車の中で、こぼれようものなら、絶望を感じます。

燃料ごとの特徴の比較

単価メリット

CB缶 > 灯油 > ホワイトガソリン > OD缶

環境適応度

灯油 > ホワイトガソリン > OD缶 > CB缶

手軽さ

CB缶 > OD缶 > ホワイトガソリン > 灯油

どの燃料も一長一短があり、キャンプスタイル、季節によって使い分けるのが良いです。
ソロキャンくらいであれば、燃料を統一することで荷物を少なくすることができますが、ファミリーキャンプくらいになると使う道具もふえてくるため一つに統一するのは難しいため、2つくらいに絞るのが良いと思います。




燃料のプチ統一したおすすめパターン

夏の平原キャンプにおすすめプラン

暖かい夏のキャンプであれば、暖房機器も必要ないのでコスパ重視のCB缶だけ統一してみました。

メインランタン:電池式LED
サブランタン:CB缶
ツーバーナー:CB缶
トーチ:CB缶

少しオシャレ感もほしいところなので、メインランタンはホワイトガソリンのガソリンランタンに変えたいところです。

春秋の朝晩冷え込むキャンプにおすすめプラン

寒さにも強いOD缶と火力重視の灯油で固めることで、10℃以下への気温の低下も使える組み合わせになります。

メインランタン:OD缶 or 灯油
サブランタン:OD缶
ツーバーナー:OD缶
トーチ:OD缶
ストーブ:灯油

キャンプで使う燃料まとめ

  • メイン燃料とバックアップを考慮すると、キャンプ道具の荷物を少なくするためにも燃料の種類は少なくする。
  • 季節や目的に応じて自分が作るサイトをイメージして、燃料の種類も厳選する。
  • キャンプギアを選ぶときは、デザイン、機能以外にも燃料の統一性も考えるようにする。

少しきを使うだけで、ただでさえ多くなる荷物を効率よくまとめるようになり、初心者キャンパーからステップアップしましょう。




純正品ガスが推奨されている理由

火気を扱う機器は、認証機関による検査を受けないといけません。
メーカーは、燃料とセットで申請を行うため、承認された機器は検査で使用した燃料と合わせて承認されるため、純正品以外を使うと安全性においても保証の範囲外となるため注意してください。
メーカーごとのガスの含有量も異なるため、機能を最大限に発揮させるためにも純正品の組み合わせを推奨します。

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