まあです。
Happy Hacking KeyBoard lite2 for mac(以下、HHKB lite2)の最大の弱点である打鍵音であるカチャカチャする音をなくすためのDIYです。
HHKBの中では安価(一般的には高い)なキーボードであるHHKB lite2は、プラスチックがぶつかり合う音が耳障りな音がなるんです。
このカチャカチャする音のせいで、テレワークで使うPCのキーボードには向かないものになっています。電話会議とかのマイクにカチャカチャ音が拾われて、すごくノイズになるんです。
macのキーボードとして使うのであれば、このままでも使えるのですが、一人で使ってるときでさえ、カチャカチャ音は気になってくるようになります。
そこで、いろいろな方の静音化の記事を読み漁ったところ、グリスを塗り込むのが1番効果的な意見が多かったので、グリスアップしてみました。
グリスアップしたLite2とHybrid Type-Sの打鍵音を比較してみました。
HHKBのHybrid Type-S(PD-KB820BS)を購入したのでレビューしてみました。
HHKBとは
PFU社が日本人のために作った玄人(マニア?)向けのキーボードになります。
メーカーのコンセプトの中で、キーボードはコンピュータと人間をつなぐインタフェースであり、触っている時間が長いほど、自分の手に合うものが必要で、触り心地、打鍵感、打鍵音によって、生産性が変わってくることを知ってほしいです。
アメリカ西部のカウボーイたちは、馬が死ぬと馬はそこに残していくが、どんなに砂漠を歩こうとも、鞍は自分で担いで往く。
馬は消耗品であり、鞍は自分の体に馴染んだインタフェースだからだ。
いまやパソコンは消耗品であり、キーボードは大切な、生涯使えるインタフェースであることを忘れてはいけない。
ーーーーーーーーーーー東京大学名誉教授 和田英一ーーーーーーーー
コンセプトは、ものすごく共感しますが、物自体が自分の手に合うかどうか別になりますので、高額のキーボードを選ぶときは慎重にお願いします。
作業手順
HHKB lite2のカチャカチャ音の原因を探ってみると、キートップの支柱と、受け側のホールとの隙間がぶつかり合って、カチャカチャ音が発生してました。
静音化させるためのポイントは、支柱とホールが直接当たらないようにグリスを塗ることで、プラスチック同士が直接あたらないようにするのが目的です。
- キートップ引き抜き
- タミヤ セラグリスHG
- アルコール系のクリーナー(可能なら)
作業前に写真を取っておきましょう。取付けをするときに、画面に表示させながらやると迷わずに済みます。
キーボードをキートップを外す
カードなどの硬いものを使ってテコの原理で外すこともできますが、可能であればキーを外す工具を使ってください。無理ぐりキーを外そうとするとどこかで壊れてしまうこともありますので、専用工具をおすすめします。
日本語配列モデルのため、全部68個あるキートップを全部はずします。
クリーニング
キートップを全部外すと、ホコリなどで汚れているので、フキフキしましょう。
以前に、カチャカチャ音を少なくできないかとおもって、家にあったシリコンスプレーを流し込んでいたせいで、ピカピカしてます。
綿棒とティッシュで拭き取って、綺麗にしてください。
キートップ側は、アルコール系のクリーナーで拭くと綺麗になりますが、グリスアップするときにグリスが着くこともあるので、グリスアップと同時に拭き上げた方が効率良く作業ができます。
時間がある人は、中性洗剤で水洗いして乾燥させると、より綺麗になります。
グリスアップと組み立て
キートップの支柱に、グリスを塗りつけ綿棒でまんべんなく伸ばして行きます。支柱をグリスで包んで、ホール側と直接当たらないようにすると、プラスチック同士が直接当たらなくなって静かな音に変化します。
片側から順番にグリスアップ、組み立てを繰り返していきます。
刻印がないスペースキーの上下の区別の方法として、手前側が長くなるように向きをきめてください。
HHKB Lite2を静音化した結果
グリスアップする前は、キーに指を置いて左右に揺らすとプラスチックの接触音がカチャカチャとしてました。
キーを押し込むときにも同じように、プラスチックが触れ合って、カチャカチャ音がなっていました。
グリスアップ後は、キーを左右に揺らしても無音にになり、キーを押し込んだときもカチャカチャから、ホコホコといったようなスコスコといった音に変化しました。
テレビ会議でも耐えられるかはわかりませんが、ひとまず一人で打鍵している分には不快なカチャカチャ音がなくなったので、大満足です。
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